こんにちは。
梅雨らしい天気ですね。
こんなふうに雨が続くと、城内のあちこちでアカテガニ(愛媛県準絶滅危惧種)を見ることができます。
アカテガニは石垣の隙間や犬走りなどで生息しています。
今治城内にはアカテガニに限らず、希少な生き物が生息・生育しています。多肉植物のツメレンゲもその一つです。
天守2階から行ける自然科学館にある「今治城のいきもの」の展示を見ていただけると、多様な生き物が、なぜ今治城で生息しているのか理解できると思います。
今治城の堀や石垣は、城の守りを固めるために工夫され築かれたものです。しかし偶然にも、その形が、多様な生き物が生息・生育するのに適していました。
今治城の自然環境は人工の自然でありながら
乱開発が及ばない環境と、適度な人の関与という絶妙なバランスの上に成りたっていて、生き物たちにとっては快適な環境のようです。
A