2020年10月24日土曜日

【今治城ARが完成しました!】江戸時代の今治城下の風景を天守展望台から眺めてみませんか。

 こんにちは。


二十四節気の霜降ころになりました。


霜降は字のとおり霜が降りる時期という意味で、北の地方から「初霜」の便りが届くころです。


暦の上では晩秋。夏の暑さが去り、夜が過ごしやすくなりました。秋の夜長、気になっていた本や映画を楽しんだり、もうすぐ来る冬に備えて暖かい寝具や暖房器具を準備するのにいい頃かもしれません。




さて、待望の【今治城AR】が完成し10月8日の午後から運用を始めました。








チラシを参考にしながら【今治城AR】を紹介させてください。




















今治城ホームページのお知らせ欄にも
アプリ「今治城AR」誕生!ぜひお楽しみください!と掲載しております。

こちらからどうぞ。⇩

https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/imabarijo/event/oshirase.html?p=1121



先日も、天守展望台から今治城ARを体験された観覧者のなかに、童心にかえって楽しんでいらっしゃる方がおいでました。


お城や歴史に詳しくなくても、理屈抜きに楽しめる今治城ARです。


ぜひ一度、お手持ちのスマートフォンを使い、ARでよみがえる江戸時代の今治の風景を眺めてみてください。


目前に見えている実際の海に最新タンカーなどの船が航行していても、今治城ARのアプリケーションでみると海上に江戸時代の船を見ることができます。


今でこそ、今治城ARを観覧者にオススメしたり説明したりしている職員ですが、この企画が立ち上がった数ヶ月前は、ARとVRの違いもはっきりわからない状態でした。


なので、AR(拡張現実)とVR(バーチャルリアリティー)について少しお伝えさせてください。


☆ARAugmented Reality:拡張現実)は、拡張という言葉が指すとおり、現実世界で人が感知できる情報に、何か別の情報を加え現実を拡張表現する技術やその手法のことです。

なので今治城ARは、天守展望台から見たスマホやタブレットに映し出される現実世界の映像に、実際にはその場にない江戸時代の今治の風景を重ねて見ることができます。



☆VRは、仮想世界を含めたあらゆる体験を、時間や空間を超えてまるで現実世界のように表現します。その現実のような世界に、ユーザー自身が飛び込んだり、体験したりできます。

たとえばドライビングシミュレータやフライトシミュレーター。バーチャルな世界で自動車や飛行機の挙動を感じることができます。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのように、VR技術を取り入れ、既存のアトラクションと組み合わせることで大きな効果を上げているテーマパークもあります。



ARとVRは日々進歩を続けているので、近い将来それぞれの垣根を超えて、それぞれの特徴を活かし融合するだろうといわれています。


今治城も、老若男女・国内外の観覧者のみなさまに楽しんでいただけるように工夫し、進歩したいと思っております。




2020年10月16日金曜日

天守復興40周年記念デザインの「御城印」ができました。

こんにちは。


日が暮れるのが早くなりましたね。


〈秋の夕暮れはつるべ落とし〉と言われるとおり、勤務が終わりお城を出る頃は明るいのですが、自宅に帰り着くまでの間に日が沈んでしまいます。


清少納言が枕草子で「秋は夕暮れ…」と書いているように、夕日が沈む山の端あたりは、なんともいえない色合いに染まります。


さて、先週の土曜日10日は天守復興40周年記念日でした。


1980(昭和55)年10月10日に今治城竣工落成式が行われたことから、この日を記念日に。


2020(令和2)年は、今治城天守が建築されて40年の節目なので、期間限定デザインの「御城印」を作り、天守復興40年をお祝いすることにしました。






10月10日(天守建設の落成記念日)と11日、期間限定デザインの「御城印」無料配付しました。


12日からは通常の「御城印」と同じく300円で販売しています。

(~12月28日まで。数量限定)


この「御城印」は、天守復興40周年のお祝いの気持ちを込めて職員が手作りしましたので、一枚も同じものがない「御城印」です。


せっかくですので「御城印」ができるまでを、お伝えさせてください。


今ある「御城印」を基本に、一部分を変えることにしました登城記念の位置に 祝 天守復興四十周年の文字を。

梅鉢紋藤堂蔦紋の位置を上下入れ替え、色を変えました。

天守復興40周年を祝う記念の「御城印」は登城記念ではないので、日付はなくして令和二年だけとしました。




より一層お祝いの気持ちやおめでたいを表現したくて、試作品をいくつも作りました。


今治城天守40歳のお誕生日をお祝いしたい人間の誕生日をお祝いするのと同じ感覚です。


お祝いといえば、紅白の水引がついたご祝儀袋。紅白まんじゅうに紅白の幕。

なので朱肉を使い、書類に押す「今治城印」を令和二年の下に押しました。




紅色だけでは、まださみしいので、また、あーでもない・こーでもないと知恵を出し合いました。

おめでたい色といえば、新郎新婦の背面にある金屏風のオリンピックの金メダル。そして ♪ マツケンサンバ ♪ の金ぴか衣装。


当時、テレビ📺の画面に金色の着物姿で髪の毛に金色のラメをふりかけステップを踏む彼の姿は、圧倒的なおめでたさが伝わってきたものです。


なので、家紋にキラキラ✨金を振ることにしました。




そんなこんなの試行錯誤を繰り返してできたのが今治城復興40周年記念期間限定デザインの「御城印」です。


祝の字が、ほんのり色づいているのがおわかりでしょうか。
これは、現物で確かめて頂けましたら幸いです。



記念すべき天守復興40周年を迎えた今年は、コロナ禍で長期臨時休館(4月21日~5月11日)を余儀なくされたり、感染拡大予防対策など、今まで経験したことのないことがたくさんありました。

今もまだ新型コロナの収束のめどは立ちませんが、職員一同、気持ちを引き締めて観覧者のみなさまをお迎えしたいと思っております。



2020年10月7日水曜日

愛媛県今治市にある今治城はGO TO トラベル【地域共通クーポン】対象施設です!

 こんにちは。


二十四節気寒露のころとなりました。朝夕の露が冷たく感じられ、夜空にはくっきりと月が輝いています。夜はめっきり肌寒くなりました。


コオロギやスズムシの声が聞こえるようになると、野山は🍂秋色に染まります。


寒暖の差が激しい時季ですので、半袖・長袖を脱ぎ着するなどして体温調節されてください。くれぐれも風邪など引かれませぬように。






さて、今年7月22日から始まっているGO TOトラベルキャンペーン。


先に旅行代金の割引からスタートし、10月1日以降に開始する旅行は旅行代金に付け加えて地域共通クーポンいただけます。


今治城も地域共通クーポンが使える施設に登録されています。




今日現在、今治城で地域共通クーポンを使われた観覧者は64人。たくさんの方々がGO TO トラベル事業を利用して移動されているようです。

窓口で地域共通クーポンを受け取る職員は、利用エリア有効期間を確認しながら対応しています。




数ある行楽地の中から今治城にいらしてくださった皆さまが、安全に旅を楽しんでいただけると幸いです。



2020年10月2日金曜日

いざ今治へ!日本遺産フェスティバル開催決定‼ (10月10・11日)

こんにちは。


10月になりました。

読書にスポーツ・食べ物や旅行など、秋を堪能する一ヵ月ですね。


8月は今治城の堀の周りに黄色いハンカチがはためいていましたが、今は、朱色の旗がはためいています。





これらの旗は10月10・11日に開催される日本遺産フェスティバル in今治の旗です。










今治市のホームページにもありますように
https://www.city.imabari.ehime.jp/

10月10・11日は、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語る日本遺産」が今治に大集合します。

日本遺産のシンポジュウムやPRブース、体験コーナーなどが開催されます。今治で日本全国の日本遺産を見て、感じて、味わえる特別なひとときをお楽しみください。


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