こんにちは。
現在、今治城では、特別展「築城の名手
藤堂高虎の城めぐり」を開催中です。
築城の名手といわれた藤堂高虎が関わった主な城について、城の絵図や写真を用いて、城の形を比較したり、城の形の変化を探ったりしています。
築城年代順に、以下の9つの城を取り上げています。
宇和島城 (愛媛県)
大洲城 (同)
膳所城 (滋賀県)
今治城 (愛媛県)
篠山城 (兵庫県)
丹波亀山城 (京都府)
伊賀上野城 (三重県)
津城 (同)
大坂城 (大阪府)
展示はパネルで行っています。
展示風景の一部 |
藤堂高虎の関わった城を一斉に並べて比較する試みは、これまで全国的にもされていなかったと思われます。
築城年代順に見てみると築城術が発達している様子がわかり、興味深いものがあります。
その中で今治城は、日本の城郭史上でも画期的な構造をいくつか持っていたことを説明しています。
その構造とは一体何でしょうか?
その構造とは一体何でしょうか?
今治城を説明する展示パネル |
その他の城もそれぞれ、特徴的な構造を備えています。
最後に展示している大坂城(現在は大阪城と書きます)。豊臣秀吉が築いたことで有名ですが、現在の大坂城は豊臣氏の滅亡後に徳川幕府によって築かれたものです。藤堂高虎はその築城の総指揮を任されていました。
11月30日(日)まで開催しています。
ぜひご観覧ください。