皆さん、こんにちは。
少し前になりますが、10月26日(水)1330から、「緑の少年団」に所属している市内の吹揚小学校の3年生の生徒さん75名が今治城を見学されました。
「緑の少年団」というのは、子ども達を対象にした団体で植樹や森林の手入れ、緑地帯や河川・浜辺の清掃、募金活動等といった子ども達が自然に親しんでもらえるような活動を全国各地で展開しています。ひょっとしたらご存じの方もおられるのではないでしょうか。
そんな「緑の少年団」ですが、今回そこに加入されている吹揚小学校3年生の生徒さんが今治城の天守と犬走の見学で来城されました。
特に犬走には、県や国の準絶滅危惧種に指定されているような貴重な動植物が数多く生息しています。今回の見学はこの犬走の自然環境に親しんでもらおうという事で企画されたものでした。
石垣の前に整列! |
参加生徒は75名と大人数だったので、安全性を考慮して犬走班と天守班の2班に分けて行動する事に。
犬走班は今治城自然科学館担当学芸員の越智先生が、天守班は今治城学芸員の伊津見がそれぞれ担当しました。
越智先生の解説を聞きながら犬走を見学する生徒さん達 |
貴重なツメレンゲを発見! |
犬走では普段見る事の出来ない貴重な動植物をたくさん見つける事が出来たと思います。
また、自分達が普段通っている吹揚小学校を堀越しに見る事が出来て生徒さん達にとっては新鮮な感じがしたのではないでしょうか。
続いて天守班。
4階に展示してある鯱瓦について解説 |
天守班は時間の都合上、全部見て回る事は出来なかったので、天守の展示品の中でも生徒さん達に興味を持ってもらえそうなものをピックアップして見学しました。
具体的には身分の高い人が乗った駕籠や、藤堂高虎の肖像画、飴買い幽霊の絵や巨大鯱瓦等です。
藤堂高虎の身長や体重、鯱瓦の大きさ等、生徒さん達も初めて聞く話も多かったようで、熱心にメモを取られていました。
2階の自然科学館も忘れず見学。 |