こんにちは。
本日は朝から、今治城内の公園(吹揚公園)に大勢の植木職人さんが集まっていました。
今治造園建設業協会のみなさんによる、毎年恒例の、公園の松の剪定奉仕がおこなわれていました。
昭和55年(1980)に今治城の天守が復興再建されて以来、毎年実施されており、今回で39回目とのことです。
年末の時期に、新年を迎える準備のために行われており、今治城の年の瀬の風物詩になっています。
松の剪定は、樹形を整え景観をすっきりさせると共に、日当たりや風通しを良くすることにより、病害虫予防の効果もあるそうです。
今回は、公園広場に生えている松43本のうち、34本が剪定されました。
職人さんの丁寧な作業により、美しく整えられた松の数々。
職人のみなさま、お疲れさまでした。
徐々に新年の足音が聞こえてくるようです。
学芸員 藤本