こんにちは。
もうすぐ桜の季節ですね。
今治城の桜の木にも、夜桜見物の照明の準備が完了しました。写真の中央と左端に写っている電球💡わかりますでしょうか。
2020(令和2)年3月17日 今治城の桜 |
桜は日本を代表する花の一つですね。
日本の古典文学で、海外によく知られているのは源氏物語。
ドナルド・キーン博士(日本文学と日本文化研究の第一人者)は、源氏物語の英訳本と挿絵の出会いが、日本に興味を持つきっかけだったそうです
その『源氏物語』を題材とした、河野美術館所蔵の「源氏物語図屏風 (須磨・浮舟)」が、昨年の4月12日~6月16日の間、アメリカ合衆国ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されました。
河野美術館の檜垣学芸員さんからいただいた、メトロポリタン美術館での展示のようすがこちらです。
昨年2019年(令和元年)5月15日の愛媛新聞の記事にもなりました。
今月22日(日)まで、河野美術館に展示されている「源氏物語図屏風」を観て参りましたので紹介させてください。(※写真は河野美術館に許可をいただいて撮影しました。)
「源氏物語図屏風」の左隻(させき)には、光源氏の孫の匂宮(馬上の人物)を中心とする「浮舟」が描かれ、
「源氏物語図屏風」の右隻(うせき)には、光源氏(右端の人物)を中心とする「須磨」が描かれています。
源氏物語の【写本】も展示していました。
印刷技術が発明されるまで、書物は全て手書きの【写本】でした。
2020(令和2)年3月15日の朝日新聞より |
与謝野明子の現代語訳が出版されてから、新しい現代語訳が出るたびに違った魅力をみせてきた源氏物語。昨年9月、新しい現代語訳が出版されました。
2020(令和2)年3月12日の朝日新聞より |
今度こそ、世界中に愛されてきた「源氏物語」を読み進めたいものです。
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