こんにちは。
5月も残すところ、あと少しになりましたね。
雨の日が続きますが☂みなさまお変わりありませんか。
今月は、5月8日が世界赤十字デーであるのにちなんで「赤十字運動月間」でした。
さて、4月に「お城でフィットネス〈階段の上り下り〉」をお伝えしてから二ヶ月が過ぎました。
4月22日から休館している間の職員たちは、いつもの仕事に加えて、天守に観覧者がいないからできる仕事 = 整理整頓・掃除 などをしています。
掃除をした翌日に(特に拭き掃除)筋肉痛やだるさを感じるので、これは良い運動になっているのかも…と調べてみると、ジムで行う運動に近い効果があるのがわかりました。
おまけに身体が温まり体温が上がるので、免疫力もアップ⤴⤴コロナ禍において、免疫力を高められるなんて、一石二鳥ですね。
では、掃除の運動効果を紹介させてください。
★雑巾掛け(拭き掃除)
さすがに小学生のころ教室を拭いたときのようなことはできませんが、床にひざまずいた格好で手を左右に動かすなど、上半身全体を使います。
★モップ・掃除機
雑巾がけほどの負荷はかかりませんが、腕を前後左右に動かし、上半身をひねります。足を交互に出してアキレス腱を意識してゆっくりと行うと効果的。軽くひざをまげて作業をすると、腰痛予防になります。
★ガラス拭き(脚立を使って)
ガラスを拭くときは背筋が伸びた姿勢で腕を肩を中心に左右に動かすので、わき腹・わきの下も伸びます。どうりで、体中が痛くなったはずです。
脚立に上がっての掃除は、落ちないように踏ん張っていたせいか、足腰にもこたえました。
脚立の天板に乗ってはいけない✖ということは知っていたので、脚立をまたいで作業をしていたのですが、なんと、これは間違った使い方だったのです Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
正しい使い方は、《昇降後面を作業面に正対させ、天板やハシゴの部分にスネを当てた状態で作業をする》のだと、厚生労働省ホームページにありました。
はしごや脚立からの墜落・転落災害をなくしましょう!のページに「脚立の正しい使い方」がありましたので、ご覧ください。
↓こちらをクリックすると開きます
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/170322-1.pdf
掃除で体を動かすと、心を落ち着かせる「セロトニン」が分泌されるので、精神的にも良い影響があります。だから修行中の僧侶たちは、毎朝掃除をしているのですね。わたしたち職員も、掃除が体と心を整えるのを実感できました。
しかし、なによりも休館中の掃除で痛感したのは、お城のシルバーさんたちがしてくださっていた掃除のありがたさです。
お城が再開しても、この気持ちを忘れずにいたいものです。
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