2019年8月7日水曜日

ミスト扇風機とおんまくうちわ


こんにちは。


8月6日は広島忌【広島原爆の日】




朝日新聞 2019年8月6日の記事より


1945(昭和20)年、広島に原爆が投下され多くの人が犠牲になりました。74年前のことです。


今治城の駐車場に原爆慰霊碑があります。
この慰霊碑は、広島と長崎で被爆され今治にねむる被災者の霊にささげ、あとの世にふたたび核兵器による惨禍をおこさせぬ決意をこめて建てられたそうです。






昭和20年8月6日の未明、今治も数時間にわたる空襲を受け、多くの人が犠牲になりました。


昨日、四国霊場55番札所南光坊で今治空襲の犠牲者追悼式があり、黙とうのあと追悼の石碑に花をたむけ、犠牲者に祈りをささげました。


今治城を観覧したあと広島に行くとおっしゃる方がいらしたので、広島平和記念資料館へ行かれるのですか?とお聞きしましたら、
あまりにも悲しく資料館には入ることができないので、折り鶴だけお供えさせていただく。とのことでした。



朝日新聞2019年7月12日の記事より



この夏、今治城では、天守入口にミスト扇風機を置いて観覧者のみなさまをお迎えしております。













これがなかなかの好評で、みなさんミスト扇風機の前に立ち止まり涼をとっていらっしゃいます。






特に子供さんは嬉しそうで、服が濡れてしまうほどミストを浴びて親御さんも苦笑いされてました。




昼からの子供さんもミストを浴びすぎて、お母さんがミュージアムショップで今治タオルを購入し、子供さんの濡れた髪の毛をふいてあげてました。

どれも微笑ましい風景です。


天守内ではミスト扇風機を回すわけにはいかず、うちわを使っていただいてます。














このウチワは、8月3・4日にあった【おんまく祭り】のものです。旅の記念に、100名城スタンプを押して持ち帰りくださる方もいらっしゃいます。






観覧者のみなさまが今治城を楽しんでくださるようすは、職員の励みになっています。

このような平和が、いつまでも続きますように。

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