こんにちは。
コロナ禍のなか、みなさまいかがお過ごしですか。
今治城は今日から5月19日まで臨時休館することになりました。
どうぞ、ご自由に押印ください。
今治城は、昨年も、新型コロナウイルス感染拡大防止のために4月21日~5月11日まで臨時休館しましたので、今回で2度目の静かなゴールデンウイークになります。
一昨年(2019年)のGWは連日1000人越えの来城者があり、一番多い日は1629人もの方々が今治城に足を運んでくださいました。今となれば、遠い昔のようです。
来年のGWはマスクなしの来城者でにぎわう今治城でありますように!と願いながら、今を耐えるしかないようです。
そこで思い出すのが、今年の1月4日にお茶の水女子大学の学長が大学のホームページで更新した、【新年の挨拶~2021年を迎えて】です。 2度目の臨時休館が始まった我々も気持ち励まされましたので、ここで紹介させてください。
(前略)…今年が丑年ということもあって、夏目漱石が門下生の芥川龍之介と久米正雄にあてた手紙の一節を思い出しました。「焦らず、深く考え、根気よく問題に対処する」ことに徹しようと心を励ましています。漱石は、次のように述べています。
「牛になることはどうしても必要です。我々はとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなりきれないです。・・・焦っては不可(いけま)せん。頭を悪くしてはいけません。根気づくでお出なさい。・・・」
もちろん、漱石は、今回のような大きな災禍に遭遇したときの心構えを説いている訳ではありませんが、とかく焦って急いでしまう私たちにとって、大切なものを見逃さないためにも必要な指針だと思っています。…(後略)
お城が臨時休館中も、こちらのブログで今治城のあれこれをお伝えしたいと思っております。
どうぞ、みなさま、今まで通りに感染予防対策をしながら、元気に過ごされてください。
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