2021年4月26日月曜日

今治城の石に、何か付いています。 #おうちでバリミュ


こんにちは。

新型コロナ感染防止対策のため、臨時休館中の今治城。
人通りが無く、閑散としています。



コロナが収まり、また賑わいが戻ってくる日が待ち遠しい。。。


 
そんな今治城の東側(駐車場方面から)の登城口を進んでいくと、正門である大きな黒い門(鉄御門:くろがねごもん)の前に来ます。






ここは周囲が石垣と櫓で囲まれています。
 
これらの中の、門の向かいの石垣の端にある、とある石に何かが付いています。







何だろう?



!?




写真ではわかりにくいかもしれませんが、現地で見ると何となくわかります。

これ、貝殻なんです。
 
・・・なぜ、ここにあるのでしょう?
 

 
また、その石の右隣に、大きな白い石があります。





その石には、小さな穴がたくさん開いています。
 



その穴の中を見てみると、何かがあります。
 


!!



写真では少しグロテスクに見えるかもしれませんが、
これも、貝殻なんです周りの緑は植物のコケ類)。

実際に見ると愛らしく思えます。
 

 
実は、今治城の石垣には、このような小さな穴のあいた石がところどころにあり、穴の中に貝殻が付いているものを見つけることができます。


 
なぜ、高く積まれた石垣の石に貝殻が引っついているのでしょうか?

なぜ、そのような石が、今治城にたくさんあるのでしょうか?
 
 
ヒントは、今治城のある場所と、お城の造られ方に関係していると思われます。
 
 
・・・後日、改めて考えたいと思います!
お楽しみに!!

F


※この記事は、2021年4月22日~5月19日の期間中に、今治市の学芸員等の職員が、市内の博物館・美術館のことや、史跡や文化財・作品のことなどを毎日発信する企画「#おうちでバリミュ」の一つです。