2019年6月24日月曜日

今治城で保管している史料の整理はこんなふうです(学芸員の仕事①)


こんにちは。


夏至(二十四節気)をむかえました。

一年でもっとも高く太陽が昇り、もっとも昼が長く、夜が短くなるころです夜になるのが遅く、朝になるのが早いということですね。









この日の夜は電気を消して、ろうそくの灯りで過ごす「キャンドルナイト」を実施するところもあるそうです。



きょうは今治城で保管してる昔の史料整理のようすを紹介させてください。


まずは史料1点ごとに番号をふって写真を撮ります。








その史料を表に記録します。







今治城で保管している史料を整理するときは、このように史料に番号をふって➝写真を撮り➝表に記録します。


史料に数字をふる方法はいろいろあるのですが(紙に数字を書くとか)今回は整理する史料の大きさがまちまちなので、臨機応変に組み合わせて使えるよう、数字の札を作りました。

数字の札作りは、史料整理の第一段階(下準備)ですね。






紙に数字を印刷してハレパネに貼ります。






金属のさしをあてて、カッターで切ります。








取り出しやすいように、それぞれのサイズ別に収納します。







札は番号だけじゃなく、史料の種類(障子・額・襖・箱など)も作ります。








これらを使って史料の整理をします。


きょうは、ここまで。


また、新しい作業が始まりましたら紹介させてください。



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