こんにちは。
七草や鏡開きが過ぎ、みなさまお腹の調子はいかがですか?年末年始の巣ごもり生活中に、おせち料理やおやつを美味しくたくさん召し上がられたかと思います。
国の天然記念物「奈良公園のシカ」は、おやつの鹿せんべいを食べなくなってから、おなかの調子が良くなってきたそうです。
新型コロナウイルスの影響で観光客が来なくなったのを知らないシカは🍘せんべいをもらえなくなっても、鹿せんべい屋さんの近くに集まっていました。
しばらくすると野生に近い健康的な生活(自分で草を探して歩き、日中はのんびりと芝生に横たわって消化休息する)を取り戻すシカがでてきたそうです。
その一方🍃草を探して食べるでもなく、鹿せんべいがもらえた店のあたりをうろついているシカがいました。
北海道大学の立澤助教がNHKの取材(天然記念物「奈良のシカ」へのコロナ禍の影響に関する調査結果について)を受けインタビュー出演しました。「前略…人からエサをもらって食べるのが当たり前になって、環境の変化に適応できないのかもしれない…後略」と。
人間もコロナ禍によって変化した環境を試行錯誤しながらも受け入れて、自分や周りの人たちを守り注意深く暮らすのがよさそうですね。
さて昨年末から自然科学館にて、岡山理科大学 獣医学部のサークル 【Muzoo(ミューズ)】と【野間馬研究会】との合同による野間馬展が開催されています。
始まりは昨年5月27日。
教授と学生さんたちがお城に相談にみえました。
まずは自然科学館を見学。
さすが獣医学部の学生さんたち。
説明文をじっくりと読み、展示物に見入っていました。
5月27日
見学の後、研究室で具体的な展示計画を話し合いました。
2020(令和2)年12月19日 、野間馬展の準備が始まりました。
この日、学生さんたちが赤ちゃんを抱いているような様子で天守入口に。何を大切そうに抱えているのだろう?と見ますと、馬の頭蓋骨でした。
では、展示の準備のようすを写真でお伝えさせてください。
野間馬展示が完成しました‼
サラブレッドの等身大写真と野間馬の脚の骨を比べると、それぞれの体の大きさがよくわかりますね。
サラブレッドは人を背負った状態で(競争時には)数分間続けて、時速50~70㎞の速度で走ることができます。
競馬場で走る彼らと野間馬は、見た目や秀でた能力の種類は違っていますが、同じ馬なんだな…と競馬場の売店で購入したファイルを見て思います。
せっかくですので、のまうまハイランドのパンフレットも紹介させてください。
https://twitter.com/nomauma_ous
余談ですが、バッグやスカーフで有名なエルメスの創業者は馬の鞍とハーネスの有能な職人でした。やがて人々が馬車ではなく自動車で移動するようになると、馬具職人の仕事も激減。
職人たちの技術や生活を守ろうと経営者が考えたのが、馬具造りの技術(丈夫で馬の体に負担を掛けない繊細な配慮)をいかして作る👜鞄や革小物でした。それらは今もなお、人々の信用と高評価を得ています。
Muzoo(ミューズ)の展示は他にもありまして、今治市中央図書館1階サブギャラリーで【牙展】が開催中です。
(~2月14日まで)
いくつになっても知らない世界にふれるのは、いいものですね。
A