こんにちは。
昔は夏になると、どこからか風鈴の音がきこえてきました。
メイツ出版「四季のプチかわイラストが描ける本」より |
最近は、風鈴の音がご近所に迷惑になるかも、と風鈴を軒先にぶら下げるのをひかえることもあるようです。
★東京都環境局ホームページ★
☆生活騒音⇨身のまわりのものが発生源⇨その他☆に
風鈴の音が、オートバイの空ぶかしの音や犬猫などのペットの鳴き声と同列に【生活騒音】として書かれてあるのには驚きました。
時代が変わり、住宅環境や価値観が変わると、
風鈴の音が騒音になってしまうのですね。
風鈴のルーツといわれている風鐸(ふうたく)は、魔を祓う道具で、その音がとどく範囲は清浄だとされていたそうです。なので室町時代以降の貴族たちは、災いをはねのけるため、自宅に風鐸を吊るすようになったとか。
江戸時代には「風鈴売り」があらわれ、庶民にも夏の風物詩として親しまれるようになり、各地で「風鈴祭り」が行われるようになったようです。
メイツ出版「四季のプチかわイラストが描ける本」より |
前回のスタッフブログで、新旧館長が着ていた〈今治城スタッフポロシャツ〉をどのように作ったか報告させてください。
ポロシャツの前の左胸にある今治城のイラストは、
今治城築城・開町400年祭(平成15年)のとき、今治市のシンボルマークを募集し、応募総数258点の中から選ばれた、土井中さん製作の作品です。
来館者の方々に、今治城の職員であることをわかりやすくするためにイラストと漢字で表記しました。
今治城築城・開町400年祭実行委員会事務局編集 |
今治城イラストのことは、こちらの5ページに掲載されています。
ポロシャツ後ろ側のカブトをかぶったバリィさんは、今治城ミュージアムショップで販売中の館バッチからいただきました。
バリィさんが「うさ耳カブト」をかぶって藤堂高虎に扮しています。
海外からのお客さまも多数いらっしゃるので、
STAFF
Imabari castie
と入れました。
ポロシャツ右袖にある家紋は
今治城を築城した藤堂家の藤堂蔦紋です。
ポロシャツ左袖にあるのは
藤堂家の後を継いだ久松家の星梅鉢紋です。
今治城職員が、このスタッフポロシャツを着ることで、来館者のみなさまが一目で職員だとわかるように、我々がより一層きめ細やかなおもてなしができるようなデザインを考えました。
ポロシャツのデザインが決まるまで、職員みなでいろいろとアイデアを出し合い、色を決めて業者に発注。
ポロシャツが出来上がるまでは待ち遠しく、とても楽しみでした。
職員一同、ポロシャツの出来に大満足!
洗い替えのポロシャツも作ってもらっています。
出入りの業者の方々やスタッフの家族にも好評なんですよ。
今治城にいらっしゃいましたら、このポロシャツの職員に気軽にお声掛けください。お待ちしております。
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