こんにちは。
二十四節気のひとつ、小満のころを迎えました。
麦の穂がふくらんで、いよいよ収穫のときです。麦だけでなく、草木がぐんぐん成長する季節。山は新緑から万緑(バンリョク)へと移り変わっていきます。
※万緑とは、新緑のみずみずしい緑よりも強い、真夏の深い緑のこと。
自然界は光と生命力に満ちあふれていますが、多くの人々がテレビやラジオの厳しいニュースに胸を痛めていらっしゃるのではないかと思います。
落ち込みそうになる気持ちを自ら引き上げようとしているのか、米検索大手グーグルでは「明るいニュース」の検索件数が今年に入って5倍増だそうです。
今治城の明るいニュースといいますと、お城の古写真が男の隠れ家別冊『日本の名城を訪ねて』という雑誌に掲載されたことでしょうか。
今治城の櫓の一部は、古写真を参考にして再建されました。
撮影したのは、今治藩の医師でありながら国学、歌学、蘭学といった多様なジャンルの学問に通じている半井梧菴(なからいごあん)です。
半井梧菴のことは、昨年の4月に開催された今治城企画展「刊行150周年記念 半井梧菴と『愛媛面影』」で紹介させていただきました。
撮影したのは、今治藩の医師でありながら国学、歌学、蘭学といった多様なジャンルの学問に通じている半井梧菴(なからいごあん)です。
半井梧菴のことは、昨年の4月に開催された今治城企画展「刊行150周年記念 半井梧菴と『愛媛面影』」で紹介させていただきました。
今治城に限らず古写真から、空襲や焼失、解体などで失われた当時の城の姿を感じることができます。今ある城の様子と古写真をくらべて、城がたどってきた日々を想像するのも楽しいかもしれません。
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