2022年7月21日木曜日

夏休み期間はぜひ今治城へ

こんにちは!


学生さんは今日から夏休みという人が多いのではないでしょうか。


今治城でも夏らしく、連日セミが大合唱しています。



さて、夏休みに合わせて今治城では、毎年お子さん向け夏休み企画を実施しています。


今年も7月20日~8月31日(グッズがなくなり次第終了)の日程で開催中です。



参加料は無料、さらに高校生以下および18歳未満の方は入館料も無料ですので、気軽に遊びに来てくださいね。




また、自然科学館では、「小惑星リュウグウサンプルのレプリカ展示」がはじまりました。





JAXAと相模原市等の関係機関主催で、小惑星リュウグウから採取されたサンプルのレプリカ展示施設の募集があり、いただいたレプリカです。



こちらも8月31日までの期間となります。



夏休み期間はぜひ今治城へ!


お待ちしています( ˘ω˘)💕

M


2022年7月2日土曜日

本日夜の全国放送で今治城が登場します!!

ぜひご覧ください!!

7月2日(土)21:00~


TBS系列

世界ふしぎ発見!

歴史を変えた名城スペシャル
徳川家康、天下をかけた大作戦!


詳しくは以下をご覧ください!

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2022年6月22日水曜日

吹揚神社のはじまり~本丸跡の神社~




みなさんは、今治城の本丸跡、天守のとなりにある神社をご存知でしょうか。


神社の名前は「吹揚(ふきあげ)神社」といいます。


今治城の別名「吹揚城」から名付けられました。


現在の吹揚神社には、今治城主であった藤堂高虎と久松定房も祀られています。


江戸時代の今治のランドマークであった城の名前が付き、当時の統治者である今治城主が祀られる吹揚神社ですが、その始まりは江戸時代……ではなく武士の世が終わった後の明治時代でした。


今回は明治時代のお話、吹揚神社のはじまりについてご紹介します。




吹揚神社のはじまりは明治5年(1872)。


江戸時代に城下にあった4社の合祀社殿が今治城本丸跡に造営されたことにはじまります。


合祀されたのは、蔵敷八幡宮、神明宮、厳島宮、中蛭子宮です。



これらの神社がどう選ばれたのかは、歴史資料からその一端をうかがい知ることができます。


(明治5年)「御城地へ寄候御社 覚」
(『申歳記録』今治郷土史編さん委員会編『今治郷土史 資料編近世3』今治市1987年993頁所収)


これは、大浜村(現今治市大浜町~小浦町)の村政記録の一部分です。

今治城跡に移す神社の候補を知ることができます。

明治5年3月の記事には、神明宮・蔵敷八幡宮・厳島神社・夷宮が合祀されることが見えます。

また、明神社・伊予熊社・天神社も候補であったものの、「村方不服不寄」つまり、神社のある地域住民の反対などを理由に城跡には移されませんでした。


典拠:前掲(明治5年)「御城地へ寄候御社 覚」



このように多くの候補が立てられたなかで、最終的には4社が選ばれて今治城本丸跡に移され、「吹揚神社」となったのです。


4社が城跡に移された明確な理由は、現在のところわかっていませんが、今治藩主の氏神とされる、飢饉の度に藩の命を受けて雨乞いの祈祷を行うなど、いずれも江戸時代を通じて今治藩との関係が深い神社でした。


明治初期の今治城の堀(「吹揚城蹟」今治城蔵)


学芸員M

2022年5月2日月曜日

今治城が紹介されました 「i.i.imabari! 瀬戸内の新しい風 ~駆ける×イマバリ!~」

こんにちは。


ゴールデンウイークも最終日となりました。


今年は2年ぶりの行動規制のないGW、今治城も毎日1000人近くの来館者でにぎわっていました!



さて、今日はみなさまにご報告です。


今治市の広報番組「i.i.imabari! 瀬戸内の新しい風 ~駆ける×イマバリ!~」で今治城が紹介されました!!


番組の最後には『高虎サミットin今治2022』の告知も。


Youtubeにアップされていますので、見逃した!という方は下のリンクからぜひぜひチェックしてみてください( ˘ω˘)💕

2022年4月2日土曜日

桜が満開になりました🌸

こんにちは🌝

今治城では、今週末から桜が満開になりました🌸

昨日に撮影した写真をアップします。

この美しさが少しでも長く続くことを願っています。












2022年3月24日木曜日

企画展がはじまりました ~「天守のおとなりさん 吹揚神社の今昔」~

こんにちは。


全国的に気温が上がらない日が続いていましたが、今治城では真っ白なユキヤナギが見頃を迎え、いよいよ春がくるのかなと期待がふくらみます。




そして山里櫓では、企画展「天守のおとなりさん 吹揚神社(ふきあげじんじゃ)の今昔(会期:3月19日~5月22日)」がはじまりました!



本企画展では、


「吹揚神社はいつからあるの?」

「なぜ天守の横に神社が?」など。


今治城天守の「おとなり」に鎮座する吹揚神社にまつわる疑問について、地域に残る古文書や神社境内の狛犬などの石造物から迫ります。


展示資料は、


・今治藩士による記録 年中行事

・伝沖冠岳 今治旧城図

・藤堂高虎肖像画     ほか


また、「吹揚神社 石造物探し」マップを企画展会場で配布しています。


企画展の観覧後に、境内を歩いて石造物を探してみてくださいね( ˘ω˘)♡


(撮影:狛犬のしっぽが好きな学芸員M)


※企画展入場の際には、天守1階にて入場券(天守・櫓共通券)をお求めください。


・2022年4月3日追記

今治CATVさんに企画展をご紹介いただきました。

YouTubeにてご覧いただけます。



M

2022年2月3日木曜日

鬼ぐいって何?-節分の風習ー

 こんにちは。


今日は2月3日、節分の日ですね。





みなさんは、今治の節分に欠かせないアイテム「鬼ぐい」をご存知ですか?


実は県外出身の私、つい1週間前に、幕末の今治での節分を紹介した古文書の記事のなかで、「鬼グイ」に出会いました。



「鬼グイ(方言ニシテ多羅)ト塩漬鰯ヲ小サク切リテ、豆柴(方言木葉ニシテ火ニ入ルレハハリハリ云フ)ニ包ミ……」(注1)



「鬼グイ」?と、塩漬けの鰯を小さく切って「豆柴」🐶??に包んで……

な、なんのことか分からん_( _´ω`)_モウダメ


鬼グイとは??豆柴とは?頭にたくさんのはてなマークが浮かびます。


しばらくもんもんとしていましたが、ふとスタッフAに「鬼グイって何なんですかねえ…」ともらしたところ、


「へ?スーパーに売ってるよ?節分コーナーに」と驚きの返しが( ゚Д゚)!!!



それを聞いて、さっそく走りました!スーパーの節分コーナー。


ありました!節分豆にならんで「鬼ぐい 本体価格98円」。



そして買ってきた鬼ぐいがコチラ





スタッフAいわく、今治の節分には欠かせないもので、節分前から魔除けとして玄関近くにつけておくそうです。


ちなみに、下の部分がタラの幹で通称「鬼ぐい」、上の部分がトベラの葉で通称「豆しば」といいますが、

スーパーでは、タラの幹にトベラの葉を挟んだもの=「鬼ぐい」として売られていました。


鬼ぐいには「鰯」も必須アイテムとのこと。


ということで、スタッフAに教えてもらいながら鰯をつけて完成!!



わ、輪ゴムがイワシにめり込んでるううう




さて、これでやっと古文書の話が理解できそうです(*'▽')💕

幕末の今治での節分を見てみましょう。


「鬼グイ(方言ニシテ多羅)ト塩漬鰯ヲ小サク切リテ、豆柴(方言木葉ニシテ火ニ入ルレハハリハリ云フ)ニ包ミ、竹ニ挟ミテ戸口或ハ窓ノ口ニ至ルマテ、指シ置クモノ也」


①鬼グイ(タラの木)と塩漬けの鰯を小さく切ったものを豆柴(トベラの葉)に包み、

②竹に挟み、

③戸口・窓に指しておく。


私がスーパーで買ってきた「鬼ぐい」はタラの幹にトベラの葉のセットを指したものでしたが、古文書に記された「鬼グイ」はタラ(の幹?)の意味で使われています。


そして、タラと鰯を切ったものをトベラの葉に包む。


この方法は、スタッフA直伝の「鬼ぐい」とは異なっていますね。


現在の今治市内でも、私が購入したような「鬼ぐい」(タラの幹とトベラの葉)に、鰯の頭だけくくりつける派、鰯1匹をくくりつける派、はたまた鰯はつけない派など、他にも各家庭でさまざまな鬼ぐいのかたちがあるようです。

学芸員M


(注1)「節分」(『今治郷土史 国府叢書 資料編 近世2(第四巻)』1989年、今治郷土史編さん委員会編、「国府叢書 巻二十三」p1022所収)。

「国府叢書」全65巻は、庄屋加藤家が代々残した今治藩政の数々の史料を基に編集(編纂)したもので、今治市屈指の郷土史資料集です。その編集は、最後の国分村庄屋であった加藤友太郎氏によるものです。藩政の実態や村の生活が解説されています。

今治市立図書館公式ホームページでは、「国府叢書」の原本の高精細画像および翻刻を閲覧することができます。 ⇒ https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/3820215110