2019年9月30日月曜日

藤堂高虎公と伊賀上野城【うさ耳カブト】


こんにちは。


秋は、穀物や果物・木の実の収穫が多くなる季節ですね。

9月30日はくるみの日。

長野県東御(とうみ)市では、収穫したくるみを天日干しする光景が見られるそうです。くるみは雨が少なく、日照時間が長い温暖な気候が必要で、東御市の気候条件がぴったりなのだそうです。

くるみは生活習慣病リスクを下げてくれるそうなので、気軽に召し上がってみてはいかがでしょう。





7月12日のブログで紹介した藤堂高虎公の「唐冠形兜」【うさ耳カブト】を、9月26日に見学してきました。




伊賀上野城のパンフレットより








天守に上がる手前に掲示板がありました。撮影OKとあるので、本物の【うさ耳カブト】の写真が撮れるようです。











伊賀上野城で〈今治タオル〉に出会えるとは、ビックリ!



伊賀上野城の観覧券と登城記念


観覧券の裏には、藤堂高虎が伊予国から移封(いほう=大名などを他の領地へ移すこと・国替えとも言う)されて伊賀・伊勢の領主になり、城郭を拡張し、西方に高石垣をめぐらして完全に武装した軍備の町を建設した。とあります。


伊賀上野城の観覧券の裏側


天守の中に「唐冠形兜」が展示されていました。











そして伊賀上野城の高石垣は、水面から約23m(堀底から30m)あるそうです。







三重県からいらしたお客さまが「今治城の石垣もすばらしいですが、伊賀上野城の石垣を見に来てください。すごいですから」とおっしゃる通りの迫力でした。

さすが、築城の名手・藤堂高虎です。





今治城の撮影ポイント 〈天守から〉


こんにちは。


9月23日の「秋分の日」は「春分の日」と同じく、太陽が真東から昇り真西に沈む一日です。

このころ昼と夜の長さがほぼ等しくなり、だんだんと夜が長くなっていき、本格的な秋が訪れます。


スポーツの秋・芸術の秋・読書の秋・食欲の秋を楽しまれてください。






今治城にいらっしゃるほとんどの方が、カメラを持っていらっしゃいます。

なかにはプロのカメラマンのような高性能カメラと三脚をお持ちで、おすすめの撮影ポイントを聞かれることもあります。

今治城は、たくさんのオススメ撮影ポイントがあります。
その中から、今日は、天守最上階から撮影した風景を紹介させてください。


まずは、しまなみ海道(来島海峡大橋)方面から。





撮影方向はそのままで、近づいてみます。






フェリーが今治港に向かっています。橋ができる前は、もっとたくさんの船が行き交ってました。

中央から少し左に黒い船の形をしたビルが見えますでしょうか。こちらは、フェリー待合・発券所や今治市港湾振興課やレンタサイクルターミナルなどがある、みなと交流センター「はーばりー」です。

少し前の雑誌に紹介されてます。


2016年9月1日発行『四国旅マガジンGajAガジャ』より


天守を左回りに移動しながら撮影を続けます。






中央の山の上には、船に潮流の様子を知らせる来島海峡海上交通安全センターが立っています。







来島海峡は、大小さまざまの船が行き交い、ベテランの船長さんも緊張する難所なのだそうです。それらの安全運航を見守っています。







紅白の塔の横が市役所。
左端の高いビルは今治国際ホテルです。






9月23日(秋分の日)今治城に隣接する吹揚小学校で運動会をしていました。






こうして今治の街を撮影してみますと、
「愛媛の歌」の歌詞のとおり
海がある 山がある~♪ですね。






手前の山の向こうに、四国山脈が、うっすらと見えます。












また、海の見える方角にもどって来ました。





右端に見えてるのが、日本食研本社と宮殿工場です。









来島海峡大橋が掛かっている大島が見えます。






天守最上階(東西南北)をぐるっと一周して、もとの場所に戻って来ました。







日中の来島海峡大橋も見ごたえがありますが、ライトアップされた橋も素敵なんですよ。

日によって時間帯が違いますので、ライトアップカレンダーをご覧ください。



2019年しまなみ海道ライトアップカレンダーファイルより




今治城は、毎日、日没30分後~11時までライトアップしております。ぜひ、ご覧ください。




2019年9月29日日曜日

今年も、今治城の堀で「海上自転車競走」が行われました!!

こんにちは。

少し前の天気予報では雨も心配されたのですが、今日は良い天気になりました。

そんな中、今年も今治城の堀で「海上自転車競走」が行われました!!





昨年は天候不順のために1か月延期された今大会。
今年は無事に予定通り開催です。

日本屈指の海城である今治城の堀の水は、なんと「海水」であるため、堀の上はまさに「海上」。

堀をふと見たら、ボラの群れが泳いでいました。


尾道と今治をつなぐ瀬戸内しまなみ海道は、サイクリストの聖地。

ということで、「海」「城」「自転車」という、この地域自慢の3要素が全て詰まった魅力たっぷりのイベントです。

レースで使用される水上自転車

今年ではや5回目。
すっかり恒例行事になりました。

チーム戦、個人戦、そしてご自身で製作した海上自転車で競う自作船部門で、熱く、楽しく、レースが繰り広げられました。





今年は自作船部門のエントリーがこれまでより多かったとのこと。

四国各地の工業系高校や、地元の企業のチームなどが参加されていました。

日頃の勉強や研究の成果を、このような形で発揮することができると、やりがいがあり、面白そうですね。


ずらりの並ぶ自作船


自作船のレースの様子


来年以降の大会も楽しみです。




参加、応援された皆さま、お疲れさまでした。


F

2019年9月23日月曜日

今治城天守からの展望①(今治国際ホテル)


こんにちは。


赤とんぼを見かける季節になりました。
思わず ♪ 夕焼け小焼けの…と口ずさむ風景です。






暑さに弱い赤とんぼは、6月頃に羽化すると高原や山へ移動し、涼しくなると人里に戻ってくるのだそうです。


涼しいといえば、酷暑だった夏休み中の観覧者のみなさまに、「最上階は涼しかったよ。気持ちいい風が吹いて生き返ったわ」と、喜んでいただきました。
今日は台風が接近しているので、風がとても強く寒いです。


🌞真夏の今治城









天守最上階からは今治平野・瀬戸内海・四国山地を一望することができます。


天守から降りていらした観覧者の質問で(歴史的な事柄をのぞいて)一番多いのは、「背の高いビルは何ですか?市役所?」です。


今日は、どんよりとしたお天気なので写りがわるいですが、この建物のことです。他に高層ビルがないので目立ちますね。












これは市役所ではなく、今治国際ホテルです。

1996(平成8)年、この場所に新築移転しました。しまなみ海道が開通する3年前、23年前のことでした。

地上23階(高さ101.7m)ですので、最上階からの展望は素晴らしいです。



少し前の雑誌に今治国際ホテルが紹介されています。



2016年9月1日発行『四国旅マガジンGajA〔ガジャ〕』より





今治のランドマーク(その地域の目印や象徴となる対象物)と言われるだけあって、海から空から電車からも、よく見えます。


こちらのホテルにお泊まりでしたら、是非、ライトアップされた今治城をご覧ください。ホテルから歩いて10~15分くらいです。






日没30分後~夜11時までライトアップされています。
お散歩がてら、いらしてください。昼間とは違う今治城が見られますので。







2019年9月20日金曜日

百名山(石鎚山)と日本100名城(79今治城)


こんにちは。


涼しくなりましたね。朝夕は肌寒いくらいです。
空は高く吹く風もさわやかで、まさしく「天高く馬肥える秋」
過ごしやすい陽気は、旅行にも最適です。


新聞に、旅と旅行について書いてありました。


2019年8月10日の毎日新聞より



このような思いで観覧者の皆さまも、今治城にいらしてるのかもしれませんね。

少し前の雑誌に、今治の紹介がありました。



2016年9月1日発行 『四国旅マガジンGajA〔ガジャ〕』より




2016年9月1日発行 『四国旅マガジンGajA〔ガジャ〕』より






2010年5月1日発行 『四国旅マガジンGajA〔ガジャ〕』より



先日、「百名山に登りながら100名城もめぐってるんですよ」と話されるご夫婦がいらっしゃいました。山やお城に限らず、ご夫婦で旅を楽しんでいるそうです。


以前に、四国八十八ヶ所をお遍路さんをしながら100名城もめぐっているかたを紹介しましたが、百名山というのもあるのですね。


せっかくですので日本百名山について、お伝えさせてください。


日本百名山とは、1964(昭和39)年に深田久弥が著書『日本百名山』で紹介した名峰のことです。

深田氏自身が実際に登った日本国内の多くの山の中から(品格・歴史・個性)などを考慮し、原則として標高1500mの山の中から、100の山を選びました。

NHKのテレビ番組でたびたび紹介されるなどして、中高年を中心に「百名山ブーム」を引き起こしました。


愛媛県は石鎚山が選ばれています。


子供の絵本に、日本の主な山のページがあったので紹介させてください。



戸田デザイン出版『こどもが はじめてであう にっぽん地図絵本』より






戸田デザイン出版『こどもが はじめてであう にっぽん地図絵本』より



日本100名城の79番:今治城も、全国数ある城の中から選んでいただき、このようなスタンプ帳があります。











スタンプ帳は、この本の附録です。






122ページに今治城が紹介されています。






旅の途中、今治城へいらっしゃいませんか。
お待ちしております。