2019年12月25日水曜日

いまばりあかりARTプロジェクト(今治城にて)


こんにちは。


冬至を過ぎましたね。冬至の日に柚子湯に浸かったり、カボチャを食べたりするのは、邪気を払い健康で過ごせるように願ってのことのようです。









冬至は、一年で最も昼の長さが短い日。ということは、この日を境に、日が少しずつ長くなるということ。春も近づいてくるってことですね。



さて、今治の夜を照らす「いまばりあかりARTプロジェクト」をご存知ですか。


いまばりあかりARTプロジェクトホームページより





【 点灯スケジュール 】

来島海峡展望館 2019年12月12日(木)~2020年1月12日(日)
        夕方6時~午前6時

今治城     2019年12月28日(土)~2020年1月12日(日)
        夕方6時~午前6時




ご存知かもしれませんが、「いまばりあかりARTプロジェクト」は、11月までにも他の場所で開催されていました。
 

4月 来島海峡サービスエリア
7月 イオンモール今治新都市
8月 芝っち広場
10月 来島海峡サービスエリア





先日から、今治城の土橋(堀を渡って天守に向かう道)の両側と鉄御門を入った所に、竹の筒に大小の穴を開け、中に光源を入れて光らせるARTの設置作業がされています。



































今治城写真コンテストの優秀賞「光りをゆく」高橋信行さん撮影作品でわかりますように、竹の穴が光る様子は幻想的でロマンチックです。










今治城も、日没30分後から11時まで毎日ライトアップしています。






12月11日撮影・職員M



いまばりあかりARTプロジェクトと共にご覧ください。




2019年12月19日木曜日

村上水軍博物館(村上海賊ミュージアム)に行ってきました!『村上海賊の娘』(学芸員の仕事➃)


こんにちは。


四国から本州へ橋を通って行くには3つのルートがあります。



①瀬戸内しまなみ海道(1999年開通)開通20周年
➁瀬戸大橋(1988年開通)
③明石海峡大橋(1998年開通)






nexco西日本 高速道路ガイドマップより



12月10日しまなみ海道の来島海峡大橋を通って、大島にある村上水軍博物館へ学習見学に行きました。


途中にある来島海峡サービスエリアに寄りますと、売店に『村上海賊の娘』が。








近づくと書籍ではなく、お土産(たまご煎餅)でした。

『村上海賊の娘』の単行本が出版された頃の本屋さんのように平積みしていたので、書籍に見えたのですね。



村上水軍博物館の観覧者数は、新潮社発行『村上海賊の娘』(和田竜著)の単行本が出版された2013年あたりから、とても増えたそうです。


その後、2015年から2019年に『村上海賊の娘』(和田竜原作・吉田史朗作画)が小学館のビックコミックスピリッツに漫画連載されました。


2016(平成28)年4月に日本遺産に認定された影響もあり、今も観覧者数は増えたまま維持されているそうです。









では、村上水軍博物館へ学習見学に行った様子をお伝えさせてください。








駐車場から見た博物館です。

丸に上の字、たなびく三色の旗が迎えてくれました。
博物館は、今治城から車で約一時間。来島海峡大橋(全長約4㎞世界初の三連つり橋)を渡り、高速道路を大島南インターチェンジから出て、国道317号線を走ります。



赤●の場所に村上水軍博物館があります。








博物館入口横にある船。









館内に入ると、子供たちが村上海賊に親しめるように、かげちかくんのイラスト付きのクイズがありました。

【村上水軍博物館の許可をいただいて、館内や写真を撮影させていただけましたので 📷 ご覧ください。】












村上水軍博物館のスタッフブログによりますと、かげちかくんは、2014年、実在した村上景親の幼少期をイメージして誕生したキャラクターだそうです。



景親は、有名な村上武吉の次男で、小説『村上海賊の娘』では、主人公「景」の弟として重要な役割を担っています。



その、かげちかくんイラスト付きの村上水軍クイズもんだい①から進むと、額縁のように細工がしてある窓があります。そこから覗くと、このような景色が。










その景色を、子供たちがわかりやすいように親しみやすいように、文字の形や説明文を工夫した説明がありました。









次は、椅子に座って村上海賊を映像で観ます。










館内のあちこちに椅子があるので、ゆっくり休みながら観覧することができます。

展示物の説明は、日本語と英語があります。








今治城にいると櫓(やぐら)と読むのに慣れていますが、




今治城観覧券の裏側。櫓(やぐら)と読みます。



このように、押し引きして和船をこぎ進める道具の櫓は、()と読みます。








村上海賊が使っていた武器。










日本遺産・村上海賊公式パンフレットの表紙は、村上海賊の過所旗が使われています。(過所旗とは、関所などの通行許可証として使われた旗のこと)










〈昔の手紙の折り方〉の体験コーナー。










〈甲冑や小袖を着る〉変身体験コーナー。








村上水軍博物館では、五感を使って海賊を理解できるような工夫がたくさんありました。


フロア―案内を見ますと、自分の現在位置と、どこに何が展示しているかがわかります。









3階の展望デッキ(黄色の旗が立っている場所)からは、能島城跡が目の前に見えました。











ょうど見学させていただいた日は、村上武吉(村上海賊の英雄的な大将)が着用したと伝わる陣羽織を、大和ミュージアムへ貸し出す日でした。

そちらの作業も見学させていただけました。

大和ミュージアムの学芸員さんが、陣羽織の現状をチェックします。









村上水軍博物館の学芸員さんと、陣羽織を梱包する日通のスタッフが見守ります。












梱包が始まりました。

とても丁寧な作業が続きます。










箱をプチプチで包んで作業完了。









めったに見ることのできない作業を見学させていただけました。

梱包した陣羽織を車に乗せて大和ミュージアムへ。








こうして運ばれた陣羽織。
大和ミュージアム(広島県呉市)で観たくなりました。


参考まで
「瀬戸内海を越えて ー 安芸国と伊予国 ー」
会期 令和元年12月4日(水)~令和2年2月3日(月)
料金 無料





2019年12月18日水曜日

榎(えのき)の実


こんにちは。


落ち葉の掃除もひと段落したころでしょうか。


春に新芽が出て、


5月の榎




夏に🌞日差しをさえぎってくれた葉っぱも、


10月の榎




役目を終えて🍁落ち葉となりました。


11月の榎



榎(えのき)は、11月下旬頃から葉が落ち始め、あちこちに吹き溜まります。


その落ち葉はシルバーさんたちが協力して、9時の開館に間に合うように掃除しています。毎年のことですので、みなさん手際よく作業を進めます。



その〈榎の実〉を食べることができると、今年初めて知りました。


11月中旬に の近くを職員が歩いていると、野山の植物探訪(NHK文化センター)の指導者の方がメンバーに、「榎の実は食べることができる」ことを説明しているのを耳にしたそうです。





























12月17日の榎

















落ち葉掃除の時期も、あともう少し。

1年でもっとも冷え込む大寒のころには、榎も枝だけになっているかもしれません。





2019年12月12日木曜日

千田嘉博先生の特別講演「湯築城と松山城の魅力」松山市考古館にて


こんにちは。


前回のブログでもお伝えしましたように、今治城の天守にある管理事務所は、職員とシルバーさん(13人の中から順番に)お1人が働いています。









先日の昼休みに、充実した老後の生活には何が必要かという話になりました。


【キョウイク】今日、行くところがある
【キョウヨウ】今日、用がある
【チョキン】    筋力を貯める


これらがポイントじゃないか、ということに。これらにピッタリの趣味(他にも色々あるのですが)の一つに、お城めぐりがあります。


外出や旅行のきっかけになりますし、自然の中を【歩く】ので健康にも良いです。一生モノの趣味になるかもしれません。


11月23日(土・祝)松山市考古館で開催された千田嘉博先生の特別講演会『湯築城と松山城の魅力』の中、「お城めぐりは体と頭を使う知的な趣味です。」とおっしゃられてました。








せっかくですので、特別講演の様子を伝えさせてください。


松山市考古館で開催された千田先生の特別講演会は、とてもたくさんの人が集まったので、会場(定員150人)に入りきらなかった方々は一階ホールの大ビジョンで千田先生の話を聴きました。






さすが、テレビに出演されてる先生ですね。素人にも分かりやすいよう親しみやすいように、【中世の城・湯築城】と【近世の城・松山城】のあれこれを、笑いを交えて話してくださいました。


講演が始まる前に写真撮影の時間も作ってくださり、気さくにファンサービスもしてくださいました。テレビに出ている方と一緒に写真を撮っていただいたのは初めてです。


昔、お城好きといえばほとんど男性だったのですが、ここ数年お城好きの女性が増えてきたことを先生はとても喜んでいらっしゃいました。


そして、松山のように中世と近世の城郭が近距離にあるのは珍しくワクワクします、と言われてました。



★まずは、道後公園・湯築城跡のことを。







湯築城は室町期以降、河野氏の伊予統治の中心でした。

2重の堀と土塁をめぐらした城でした。



両側にある盛土が土塁です。



そして城は、丘陵部と平地部で構成されていました。





丘陵部




平地部



平地部は庭園のある上級武士の居住区とその他の武士の居住区に分けられていたようです。











リーフレットです。




リーフレットです。





リーフレットによりますと、道後温泉近くにあった🐘道後動物園が閉園した後、埋蔵文化財発掘調査を実施したところ、中世の湯築城の遺構や遺物がたくさん出土しました。














城郭の塀や土塁(敵の侵入を防ぐために築かれた土製の堤防状の壁)などの縄張り遺構が良好に残っているのと、貴重な中世の城跡の復元などが評価されて、日本100名城に選定されました。





gakken『日本100名城公式ガイドブック』123㌻より





湯築城の100名城スタンプは、湯築城資料館にあります。









100名城スタンプ




湯築城跡をくまなく見学できるように作られた「湯築城跡冒険シート」もありました。










千田先生の特別講演「湯築城と松山城の魅力」を聴かせていただくまでは、どうして湯築城が100名城に選ばれたのだろう?と思っていましたが、

先生のお話を聴いて湯築城資料館を見学した今は、
なるほどそういう事だったのか!と納得です。


















休憩時間をはさんで★松山城のお話が始まりました。
この話は、次回にさせてください。




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