こんにちは。
現在開催中の企画展「近所にあるかも!?今治城より古い城」は、12月22日(日)が最終日です。
会場の風景 |
昔(特に江戸時代より前の時代)、私たちの周りにはたくさんのお城がありました。
この今治城がある地域でも、例外ではありません。
ただ現在では、城跡にすぐに気づいたり、発見したりすることはとても難しくなっています。今から約400年前の江戸時代以降、これらの城は使われることなく、山野に埋もれてしまっているからです。後世の開発によって無くなってしまったものもあります。
逆に、今治地域唯一の城として、今治城だけが江戸時代に存続しました。その城跡は現在でもはっきりと形に残り、分かりやすい史跡になっています。
床に貼っている大きな航空写真 |
城跡の場所にマークと数字をポイント。横の表で城跡の名称がわかる。 |
床面には、現在の今治市域にあったと考えられている城跡を、航空写真の上にポイントしたシートを貼り付けています。
上を歩いても大丈夫なようにしています。
過去に行われた愛媛県の調査では、現在の今治市域には200超!!の城があったとされています(典拠『愛媛県中世城館跡分布調査報告書』愛媛県教育委員会、1987年)。
なぜ、こんなにたくさんの城があったのでしょうか?
どんな城があったのでしょうか?
展示の様子 1 |
展示の様子 2 |
“海賊の城” 能島城跡から出土したモノ |
今治地域での調査成果を基にして、「城とは何か?」「城の歴史」に迫ります。
この機会に、ぜひご観覧ください!!
学芸員F