2020年2月12日水曜日

城を盛り立てる工夫【大洲城(藤堂高虎公)】


こんにちは。


夜空の星がキレイに見える季節になりました。
寒ければ寒いほど空気が澄みわたり、星がよく見えます。


冬に星がよく見えるのは、空気が乾燥して透明度が増すから。夏空の星が冬より見えづらくなるのは、空気中の湿気が視界の邪魔をするからです。山道で霧が出ると周りが見えづらくなるのと同じ理由ですね。


見上げてごらん夜の星を~♪とあるように、今夜は空を眺めてはいかがでしょう。






さて、この時季、平日の今治城は、一年で一番落ち着いています。お城や展示物をじっくり時間をかけて観覧するには最高の環境ではないでしょうか。


職員たちも、今の時季にしかできない、時間のかかるこまごまとした仕事に取り組んでおります。


観覧者のみなさまに少しでも気持ちのいい時間を過ごしていただけるように、スタッフみんなで天守までの通り道(駐車場 ⇨ 土橋 ⇨ 吹揚公園 ⇨ 天守)や天守と3つの櫓を丁寧に掃除し、誠実な対応を心がけております。













今のところ今治城は大きなイベントの予定はありませんので、他の城が創意工夫されている様子を紹介させてください。



愛媛県大洲市にある大洲城は、日本初の天守に泊まれる宿泊滞在型城主体験『キャッスルステイ』が始まりました。
1日1組限定で、2人1泊100万円(城の保存費用を含む)。





朝日新聞 愛媛版より





日本のお城ファンはもちろんのこと、日本に興味がある海外の方にもインパクトのある企画ですね。

詳しくは、https://www.ozucastle.com/をご覧ください。


長崎県の平戸城でも、来夏から城泊が始まる予定だそうです。


今日も雨のなか、数ある観光スポットの中から、今治城を選んで来てくださりありがとうございます。これからも観覧者のみなさまが、思い出深い時間を過ごせる城になれますよう心がけてまいります。



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