2020年3月11日水曜日

ようこそ!立花幼稚園のみなさん。


こんにちは。


啓蟄(けいちつ)を過ぎました。

さまざまな虫が土を押し上げて外に出てくるこの頃は、春の生命力を感じる時季ですね。





2011(平成23)年3月11日午後2時46分に起こった東日本大地震は、春の花が咲くのを待つ3月のイメージを塗り替えてしまいました。


復興はまだ途上にあり、復興庁によりますと2月10日現在、全国で4万7737人が避難生活を送られているそうです。今日予定されていた政府主催の追悼式は、新型コロナウイルスの感染拡大で中止となりました。



そんなこんなの事情で静かな今治城に、今日は可愛らしい観覧者がたくさん来てくれました。立花幼稚園の年長さん53人です。








鎧兜(よろいかぶと)を興味津々に見入る子、怖がる子。
反応はいろいろです。






約140段の階段を駆け上がりました。子どもたちは、途中「目が回る~」と言いながら立ち止まることなく走ります。





広がる景色に、うゎ~~!





ヤッホー!






ヤッホー!





みんな無事に天守から降りてきました。




全員が整列して職員にお礼を大きな声で言ってくれました。

「ありがとうございました!」

先生の指示通り、二列に並んで帰っていきました。





立花幼稚園のみなさん、ご来城ありがとうございました。

今治城の観覧料は18歳未満無料です。また、いらしてくださいね。お待ちしています。






2020年3月4日水曜日

3月3日 消防訓練を実施しました。


こんにちは。


3月3日は桃の節句・ひな祭り。




邪気を払うパワーがあると考えられている桃を飾り、ひなあられ・菱餅・白酒・蛤(はまぐり)を供えて食べて、娘の幸せを祈ります。





さて、今治城では3月3日、観覧者の安全を守るために消防訓練を実施しました。



観覧者のいない開館前に今治消防署の職員に協力していただいて、スタッフ一同で行いました。その様子を報告させてください。


★ 緊急館内放送の手順確認








赤いボタンを押すと、ピンポン・ピンポン・ピンポン「火事です!火事です!火災が発生しました。落ち着いて避難してください。」と音声が流れます。

次にビュー ビュー ビュー と、今まで聞いたことのないような危険を知らせるサイレンが館内に響きわたりました。



★ 初期消火訓練・通報訓練・避難訓練を実施(写真はありません)



★ 収蔵品運び出し訓練




研究室から「収蔵品」に見立てたお菓子の箱を運び出します。


★ 今日の訓練の反省




★ 消火栓の使い方















消火器による初期消火で火が消えなかった場合、消防車が到着するまで今治城スタッフがすることは、消火栓を使って火を消すことです。

その時に、忘れてならないのは、人命第一!

いつなんどきも、【人命第一】であることを教えていただきました。


★ 火災報知器の使い方






この訓練が役立つことがあってはならないのですが、観覧者の命を守るのは我々スタッフなのだと理解できました。

そして、なによりも大切なことはを出さないこと。

今治城天守にある事務所の壁に、今治消防署からいただいたポスターを貼っています。





流し台の上の吊戸棚にも






ひとつずつ
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火の用心





2020年3月2日月曜日

第16回・日本城郭検定の申込受付中です!


こんにちは。


三月になりましたね。旧暦3月の呼び名でもある「弥生」は、草木が芽を吹き始めるころ。動物や虫も、あちこちで目覚め始めています。

今治城天守の隣にある吹揚神社の境内でも、梅が咲きました。








昭和30年代~平成初期の受験生は、受験校が遠くて合格発表を見に行けないとき、電報で合否結果を受け取りました。

「サクラサク」

これから受験されるみなさんの健闘を祈っています。





受験といえば、お城を愛する人々が挑戦する「日本城郭検定」が6月7日()に開催されます。









「日本城郭検定」は今年で16回目。

子どもからプロレベルの人までが挑戦できるように、4級~1級のレベルの違う問題が用意されています。

そして受験する人のために、日本城郭協会監修し学研プラスが発行する、公式問題集や過去問題集があります。

その問題集の中に、今治城が〈答え〉になる問題があるので紹介させてください。








3級模擬問題








第9回日本城郭検定3級問題


第10回日本城郭検定3級問題




検定を受ける予定があるなしに関わらず、問題を読んでみられてはいかがでしょう。

知らず知らずのうちに知識が深まり、実際に城を訪ねたときに前回より深く味わえるようになれるかもしれません。




2020年2月23日日曜日

石垣に使われる石の種類(徳島城の石垣)


こんにちは。


朝晩冷えますね。天守から見える山も、ところどころ白くなっています。

きょう2月23日は天皇誕生日。ふ(2)じさん(23)と読めることから「富士山の日」でもあります。






空気が澄んでいるこの時季は、富士山が見えるチャンスも増えます。いつも変わらないあの堂々とした姿は、手を合わしたくなるような神々しさがありますね。さすが、日本でいちばん高い(標高3776m)霊峰・富士です。



さて、今治城で観覧券売り場で窓口業務をしておりますと、観覧者の方々からいろいろな質問をいただきます。専門的な質問は学芸員が対応しますが、一般的な質問にはシルバーさんや職員が対応させていただいております。


観覧者の質問は、歴史的なことから昼食のお店選びやお土産品のことなど、多種多様。スタッフ一同、いろいろな質問にお答えできるように、事務所に置いてある城郭関係の資料や雑誌・ガイドブックなどを読んで知識を広めています。


それらの本の中に、Gakken出版『日本100名城めぐりの旅』萩原さちこ著がありました。












この本は、城郭の見どころを、初心者にもわかりやすいように説明してくれています。徳島城を紹介するページに、とても魅力的な色(ブルーグリーン)の石垣の写真がありました。
今治城の石垣では見たことのない色の石です。

その魅力的な色の石垣を見て来ましたので、紹介させてください。

  









徳島城跡リーフレット



徳島城の石垣が独特の色なのは、地元特産の阿波青石(ブルーグリーン)を使って積まれているからなのですね。
















天守跡近くの石垣は、荒々しく積まれており、コケむしています。





















石垣が荒々しい様子なのは、使われている緑泥片岩が平べったく板状に割れる石だから。石垣に使われている石の特性が違うと、こんなに様子が違うのですね。


今治城の石垣は、地元で採れる花崗岩や石灰岩が使われています。











数は少ないのですが、白くて艶のある大理石が今治城の石垣に使われています。大理石が石垣に使われるのは珍しいそうです。



ボランティアガイドさんが石垣に使われた大理石を説明しています。


今治城の石垣は、大小さまざまの自然石をほとんど加工せずに積み上げています。


ユンボもクレーン車もなかった時代、どんなふうにして石を積み上げたのでしょう。昔の人々の作業風景を想像しながら石垣を見上げるのも楽しいかもしれません。



A



2020年2月12日水曜日

城を盛り立てる工夫【大洲城(藤堂高虎公)】


こんにちは。


夜空の星がキレイに見える季節になりました。
寒ければ寒いほど空気が澄みわたり、星がよく見えます。


冬に星がよく見えるのは、空気が乾燥して透明度が増すから。夏空の星が冬より見えづらくなるのは、空気中の湿気が視界の邪魔をするからです。山道で霧が出ると周りが見えづらくなるのと同じ理由ですね。


見上げてごらん夜の星を~♪とあるように、今夜は空を眺めてはいかがでしょう。






さて、この時季、平日の今治城は、一年で一番落ち着いています。お城や展示物をじっくり時間をかけて観覧するには最高の環境ではないでしょうか。


職員たちも、今の時季にしかできない、時間のかかるこまごまとした仕事に取り組んでおります。


観覧者のみなさまに少しでも気持ちのいい時間を過ごしていただけるように、スタッフみんなで天守までの通り道(駐車場 ⇨ 土橋 ⇨ 吹揚公園 ⇨ 天守)や天守と3つの櫓を丁寧に掃除し、誠実な対応を心がけております。













今のところ今治城は大きなイベントの予定はありませんので、他の城が創意工夫されている様子を紹介させてください。



愛媛県大洲市にある大洲城は、日本初の天守に泊まれる宿泊滞在型城主体験『キャッスルステイ』が始まりました。
1日1組限定で、2人1泊100万円(城の保存費用を含む)。





朝日新聞 愛媛版より





日本のお城ファンはもちろんのこと、日本に興味がある海外の方にもインパクトのある企画ですね。

詳しくは、https://www.ozucastle.com/をご覧ください。


長崎県の平戸城でも、来夏から城泊が始まる予定だそうです。


今日も雨のなか、数ある観光スポットの中から、今治城を選んで来てくださりありがとうございます。これからも観覧者のみなさまが、思い出深い時間を過ごせる城になれますよう心がけてまいります。



A



2020年2月10日月曜日

吹揚神社の【御朱印】と今治城の【御城印】


こんにちは。


邪気払いの節分も終わり、立春も過ぎました。
暦の上では春ですが、一年の中で最も寒い季節です。

みなさま、お変わりありませんか。









さて、今治城の観覧券売場で【御朱印】をご希望になる時があります。

観覧券裏の〈今治城案内図〉にもありますように、天守に隣接して吹揚神社があるせいかもしれません。







吹揚神社の【御朱印】は吹揚神社社務所でいただけることをお伝えしています。

せっかくですので、吹揚神社の御朱印をいただいてきました。








社務所の玄関を入りますと、ピンポーンピンポーン♪とチャイムが鳴り、奥からどなたかが出ていらして対応してくださいます。




2019年4月撮影








御朱印をいただいたときに、吹揚神社のリーフレットも頂きましたので紹介させてください。













ちなみに、今治城の【御城印】は ⇩ これです。







「伊豫 今治城」の字体の説明は、御城印の裏の右下にあります。





詳しくは昨年7月12日のブログにありますので、よろしければご覧ください。


御城印(登城記念)は、来城した日付が入っております。
旅の思い出にお持ち帰りいただくのもいいかもしれません。



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