2020年8月8日土曜日

今治城の堀(海水)の魚たち


こんにちは。


感染症拡大予防対策に気をとられているあいだに暑中見舞いのころを過ぎ、立秋を迎えて残暑見舞いの時季になりました。


特別な夏をお過ごしのみなさま、お変わりありませんか。


何事もなければ、明日9日は東京オリンピック閉会式が行われる予定でした。ここ半年、たくさんの恒例行事が取り止めになったせいか、季節感がないまま過ごしてきたようにおもいます。


今治城ではこの季節になると、天守入口に貸出うちわを用意して観覧者をお迎えしています。今年はおんまく祭りが開催中止となりうちわの配布がないので、どこから調達しようかとおもってたところ、昨年のうちわが残っていましたので、それを大切に使うことにしました。








★使用済みうちわは、取っ手をアルコール消毒しています。


さて先日、90歳代の男性から今治城について質問の電話📞がありました。お話を伺っているなかで、「堀の水の向こう側に城が見えるようすがとても美しく気に入った…」ことも教えてくださいました。


今治城には、堀と城が写っているオリジナルポストカードがあります。







こちらのポストカードは非売品で、天守と櫓3つのスタンプラリーを達成した方にプレゼントしています。




電話をくださった方が美しいと言ってくださった今治城の堀は、海につながっているので潮の満ち引きによって水位が変わり、海水魚がたくさん泳いでいます。





こちらの水路を通って海水が出入りし、魚も海水と一緒に出入りします。








ビルの向こう側にある今治港は、昔、城の中堀の端につくられた城内港の跡に造られました。



香川元太郎氏制作・今治城復元イラスト




今治港とつながっている今治城の堀は、たくさんの魚を見ることができる日があります。











お城めぐりの楽しみは、歴史や武将・縄張に石垣・建築物などなど…人それぞれ。

お城をとりまく豊かな自然や生き物にも目を向けていただけると、お城めぐりがより一層楽しくなるかもしれません。


季節外れに咲くツワブキ






実が紫色になるムラサキシキブ(紫式部)