2019年5月24日金曜日

今治城の天守


こんにちは。



2012年5月22日、東京スカイツリーが開業しました。
世界一の高さ(634m)を誇る自立式電波塔です。


1958年に完成した東京タワーは333m。
今は、その役割をスカイツリーに譲ったものの、東京のシンボルとして多くの人に愛されています。



今治城の天守の高さ
地表面から31.8m
建造物のみの高さ28.2m



天守はお城のシンボルです。










天守を知ることで、お城の興味が倍増すると思うので、今治城の天守を紹介させてください。



現在の天守は、昭和55年(1980)に再建した模擬天守です。

内部は歴史資料館と自然科学館になっています。









最上階からは今治平野・瀬戸内海・四国山地を一望することができます。










今治平野






瀬戸内海





四国山地





1602年、築城の名手といわれた藤堂高虎がこの地に城を築き始めました。








約5年の歳月をかけて1607年の頃に完成されたと考えられています。




創建時の五層天守は、各階を順次小さくして積み上げる史上初の「層塔型」でした。
従来の望楼型と比べて構造が単純で容易に建立できるので、その後の天守のモデルになりました。



今治城の天守は、1610年に丹波亀山城(京都府)に移築され、1869年(明治2年)の版籍奉還まで、天守がないお城でした。



次回は、天守とはなにか、をお話しさせてください。




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