2019年7月22日月曜日

今治城で働く人たちと生き物①


こんにちは。


小暑(二十四節気)のころを過ぎ、大暑の頃となりました。




大暑(たいしょ)を迎えると夏本番。一年でもっとも気温が高くなります

うだるような暑さが続きますので、体の具合をくずさないようにお気をつけください。


いま、今治城で働く人たちは総勢20人。

勤務体制は

☆ 職員5人は週5日
☆ 自然科学館のО先生は㈫㈬㈭
☆ Ḿさんは日曜日だけ出勤
☆ シルバーさんは13人のなかで4人ずつシフトを組み、①天守と三つの櫓(②御金櫓 ➂山里櫓 ➃鉄御門武具櫓)の四ヶ所に、お一人ずつ配属されます。


スタッフ20人が協力して、今治城を盛り立てております。







先日、シルバーのUさんが「きょうの今治城の蝉(せみ)は、やかましいぐらい鳴きよるね。せみはどうやって鳴いとるのじゃろ?」とおっしゃられ、その場にいた職員もはっきりわからず、自然科学館のО先生も出勤日ではなかったので調べてみました。




福音館書店「自然図鑑(動物・植物を知るために)」より




多くの昆虫は羽をこすって鳴くのですが、セミはお腹で共鳴して鳴いているそうです。羽化したてのセミは脱皮してぶよぶよ状態なので、うまく鳴くことができないそうです。


ちなみに、 鳴き声を出すのは求愛をするオスだけで、メスは鳴かないそうです。今治城のセミたちも、元気な子孫を残すため、がんばっているのですね。



シルバーさんに「ブログにのせるセミの写真📷を撮りたいので見かけたら教えてください」とお願いしてましたら






シルバーのAさんが、ご自宅の庭で見つけられたセミの抜け殻を持って来てくださいました。


数日後、シルバーのMさんが「桜の葉っぱにセミのぬけがらがありますよ」と知らせてくださいました。








ぬけがらが付いていた木の根元には、セミがはい出してきた穴が、たくさんありました。







セミは、この穴からはい出して砂だらけの体で木を登り、羽化したのでしょう。




福音館書店「自然図鑑(動物・植物を知るために)」より



このブログは、こんなふうにスタッフみなさんの協力のおかげで色々な分野のことが書けています。


今治城は、セミの他にも、たくさんの生き物が暮らしているので、またの機会に紹介させてください。



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